これからはCtoCの時代？

Posted on 3月 13th, 2015 | post in ビジネスモデル |コメントを受け付けていません

これまでインターネット上では一般的にBtoCビジネスが行われていました。
これは企業から消費者へサービスを提供することです。
ネット通販であれば、企業が消費者に対して商品を販売します。

しかし、最近はこのような形態ではなく、CtoCビジネスという新しいスタイルが注目されるようになりました。
これは消費者から消費者へとサービスや物を提供するというビジネスです。
消費者同士でサービスや物を売買することによってビジネスが成り立つ時代となったのです。

特に最近はスマホを活用して消費者間で取り引きを成立させる方が増えています。
有名なものとしてはヤフーオークションがあります。
これは消費者同士がオークションによって商品の売買をするサービスとなっています。

このようにCtoCビジネスは既に一般的なものとなりつつあります。
そして、これからのビジネスはCtoCの時代であると考えられているのです。

CtoCビジネスには色々なメリットが存在しているため、多くの方から支持されています。
まず、CtoCビジネスでは消費税は対象外となるため、消費者にとっては負担が減ります。
特に最近は消費税が増税される動きが活発となっており、将来は現在よりもさらに増税されることが予想できます。

そうなると、ますますCtoCビジネスの優位性が増していくのです。
企業から購入するよりも消費者から購入した方がお得であるケースが増えるのです。
また、現在はどんどんスマホが普及しているため、気軽にCtoCビジネスに取り組めるようになりました。

最近はサービスの最適化が進んでいるため、スマホを用いて気軽に商品を出品できる環境が整っています。
難しい知識を知らない方であっても、簡単に商品を出品できるのです。
これによって、CtoCビジネスへのハードルはかなり低くなっており、多くの方が参入しやすくなっています。

また、今の社会では大量生産大量消費が過去のものとみなされています。
エコが推進されており、本当に必要なものをみんなでシェアしていくべきだという考えが浸透しつつあります。
そのような考え方を実現させるための一つの方法がCtoCビジネスなのです。

近年は企業に所属せずに仕事をしている人が増えており、そのような方にとってはCtoCビジネスはとても好都合なものです。
また、専業主婦や大学生など、色々な方がCtoCビジネスに興味を示しています。

CtoCビジネスは消費者間でやり取りをするのですが、そのための土台を提供するのは企業です。
これからはどんどん企業が参入していき、新しいCtoCビジネスが登場するでしょう。
方向性としては、ユーザーが安心して利用できる土壌を作り上げることが大きな課題となっています。

消費者間での取り引きではトラブルが生じやすいため、それを防ぐための対策を考えなければいけません。
また、悪徳業者を排除することも必要でしょう。
これからもどんどん発展していくことが期待されているサービスです。