ソーシャル採用活動で気を付けたい事
ソーシャルサービスを採用活動に利用する
現在はインターネットが発展しているため、従来では考えられなかったような採用活動が行われています。
特にソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用する動きが広がっているため、色々なサービスを利用した採用活動が盛んとなっています。
たとえば、フェイスブックに採用ページを設けている起業は1000社以上存在しています。
グーグルプラスやmixiに採用ページを用意している会社も存在します。
その中には特徴的な工夫をしている起業も数多くあります。
たとえば、就活に関するセミナーの動画を配信していたり、アプリを提供するなどして、会社を身近に感じてもらうための工夫がしています。
SNSを利用した採用活動については学生向けのものだけではなく、中途採用にまで広がっています。
ビジネス用の交流サイトも登場しており、そこに登録した人の中から企業は興味のある人に連絡することができて、求職者の方でも自分をアピールしたり、相性の良い企業を探せる場所を提供してもらっているためにメリットがあります。
SNSの利点として、これまでよりもさらに企業と人との距離が近くなり、従来ではありえなかったアプローチの仕方が可能となっています。
現在の就活生は何らかの形でSNSを利用している方がほとんどとなっているため、企業はSNSを利用した採用活動を真剣に検討する時期がきています。
SNSによる採用活動での注意点
SNSを利用した採用活動に関しては注意するべきことがたくさんあります。
まず、なりすましのリスクがあります。
他人になりすまして応募したり、あるいは企業の社員やリクルーターになりすましてトラブルが起きているケースもあるのです。
また、SNSによって社員と求職者がコミュニケーションを取れるようになったのですが、そこで誤解が生じたり、あるいは炎上したりしてしまうケースがあります。
社員の発言が会社全体の意見として捉えられてしまう危険性があるのです。
SNSを担当する社員が不適切な発言や意見を書き込んでしまうと、それによって一気に炎上してしまい、会社の社会的な評判が落ちてしまう可能性もあります。
個人情報に関する問題もあります。
SNSを利用することによって求職者の過去の書き込みをチェックしたり、プロフィールを閲覧したりすることができます。
企業が個人情報を取得するためには色々な制限があるため、場合によっては違法となってしまう危険性があるのです。
採用活動のために企業が個人情報を取得する場合にはあらかじめそのことを本人に知らせておく必要があります。
このようにSNSに関して色々なトラブルの可能性があるため、できるだけトラブルを防ぐための対策を取っておきましょう。
そうしないと会社全体に大きな影響を与えてしまうかもしれません。