テレワークの雇用形態について

Posted on 2月 27th, 2016 | post in 人事労務 |コメントを受け付けていません

新しい働き方としてテレワークというものがあります。
これは情報通信技術を用いることによって、時間や場所に限定されずに仕事を行うことです。
柔軟な働き方が可能となるため、テレワークとしての仕事の仕方を選択している方は増えています。

在宅勤務をしたり、モバイルワークをしたり、あるいはサテライトオフィスに勤務するといった方法もあります。
在宅勤務とは文字通り自宅の中で仕事をすることです。
パソコンや電話、ファックス、インターネットなどを利用することにより、連絡を取りながら仕事を進めていきます。

モバイルワークとは、移動中や顧客先などでパソコンやスマホなどを使いながら仕事をする働き方のことです。
サテライトオフィス勤務とは、勤務先以外の場所でパソコンを利用して働く方法のことです。
レンタルオフィスを利用したり、専用サテライトで仕事をする人などがいます。

またコワーキングという働き方もあります。
コワーキングまたはコワークとは、仕事自体は個人それぞれに違うことを行うのですが、オフィススペース（コワーキングスペース）を協同で利用して働くということを意味しています。

テレワークをする人が、コワーキングスペースを利用したり、コワーキングする人たちと一緒の空間で仕事をするということも可能となっています。

テレワークには色々なメリットがあります。

妊娠していたり、育児が忙しかったり、介護をしなければいけないなど、事情のある方にとってはとても好都合な働き方です。
通勤をするのが困難な人や怪我をしてしまった人などにとっても、働きやすい方法となります。

総務や企画、人事、経理といった仕事をしている人は研究開発をしている人にとっては、わざわざオフィスへ出勤する必要のない仕事の場合は在宅勤務をする人がいます。
また、出張時にモバイルワークをする人もいます。

毎日、きちんとオフィスへ出勤しなければいけないのは大きな負担となるため、必要な時にだけオフィスへ顔を出せばいいのは社員の負担を減らします。
これからもテレワークとしての働き方が広がっていくでしょう。

テレワークの広がりにより、営業や提案をWeb会議で行うことも増えています。対面営業とは異なり、相手への感情が伝わりにくい、考えを読み取りにくい、通信状況の不具合が懸念等の不安もありますが、オンライン営業のコツを掴み提案を成功させることは、今後売上を上げていくにあたり必要不可欠となるでしょう。

テレワークにおける商談あたり、オンラインの商談ツールだけでなく、商談のスケジュール調整のシステム、Webマニュアルの作成ができるシステムなど様々な支援ツールがあるため活用すると、より良い営業活動を行うことができるでしょう。